「別にテストの点数なんて悪くったっていいし・・」って口にする子いますよね。大人もそれを聞いて、いやいや頑張って点数上げてほしいと思う反面、確かに勉強だけが人生じゃないしいいのかもと思ってちょっと迷ってしまうことってありませんか。
わたしも20年間の教員生活の中で、もっとがんばって勉強してほしいけど、勉強だけが全てではないし・・・って思ってちょっと迷ってしまうことありました。
だけど、今はこう思います
「テストの点数を上げることは大事」
ということです!!!
いやいやいや別に、テストの点数だけが全てじゃないし、他ができたらいいんじゃない?
そんな昔みたいなこと言わないでよ・・今の時代はいろいろな生き方があるし
って声も聞こえてきそうですね(笑)これは以前の私もめちゃくちゃ言っていたことです。
だけど、それって、本当に本当なんでしょうか?つまり、本当に「テストの点数悪くったっていい」というのはその子の本音なのでしょうか?ということです。それが大事だと思うんです!
その言葉の裏には「勉強はどうせ無理」「苦手」という自信のなさが隠れていないか?ということです。
私が小学校の教員時代にLD等通級指導(「LD等通級教室」とは「大部分の授業を小・中・高等学校の通常の学級で受けながら、一部、障害に応じた特別の指導を特別な場(通級指導教室)で受ける指導形態」文部科学省)での担当をしていたときに、同じような子どもが何人もいました。けれど、それって本当?って聞いてみると?
最初は「本当にいい!」と答えていても、ぽろっと「いい点数の方が本当はいいけど、どうせ無理やもん」と本音が出てくることが多かったです。
やっぱり子どもたちの日常の大半って、学校での生活なんですよね。そんな中で自分の点数は「40点」なのに、他の子が「100点」を取っている姿を見続けたら?自信ってなくなってしまいますよね。
もちろん、自分はスポーツが万能だから、点数が悪いのは全く気にならないし、自信も喪失しない!そんな子がいたらそれもアリだとは思います。だけど、それも両方できる方がより自信になると思います。
点数が上がった自分は嫌いになる みたいな子 ほとんどいないと思うので。
いやいやいや
言いたいことは分かるけど、それは正論でしょう?!実際やっぱり苦手なものは苦手だし・・・
そりゃーどっちもできる方がいいと思うけど・・・
これまたこの渦で私も悩んでいました
実際にLD等通級教室の担当になったはじめの頃は、勉強ではない部分をなんとか伸ばして自信をつけさせようと考えてしまっていたなと思います。
でもこの子たちはテストの点数について本当はどう思っているんだろうって
ふとそう思って聞いてみました
やっぱり本音は「いい点数とりたい」だったんですよね
だったらこの気持ちに寄り添ってあげたいなって思いました!
そこからは
とにかく点数を上げる これに注力して学習を進めたんです
すると????
ものすごいミラクルが炸裂しました!
今までの漢字のまとめテストの最高が20点代だった子が一気に98点をとり
そしてついには「100点」
さらにさらに、足し算は手で計算していた子が
割合のテストで90点台
他の子も、漢字のまとめテストは一桁代の点数だったのに、88点、98点となりました!
この姿を見て気付きました
「できない」ていうのは「思い込み」だったなって
私がそう思って そういう目で見てしまっていたのではないかなって
子どもたちが「本当はこうなりたい」って自分で思って
そしてその気持ちに寄り添っていけば
めきめきと力を発揮してくれるんだと思いました!
もちろん勉強だけが全てではないんです!
けれども子どもの「自信」を取り戻す大事な手段だと思いました!
というのも
その後、その子たちは私と一緒に勉強しなくても自分で勉強するようになりました
だってもう「点数の悪い自分」なんていないから
「100点をとるために」どうするかを自分で考えるようになるから
そして自信を得たら??
なんとなんと
授業中手を上げて発表していたり
クラス代表に立候補したり・・・
今まで入らなかった部活にチャレンジしたり
とどんどん前向きに行動するようになりました!
つまり
テストの点数を上げること
これが「自信」を取り戻す火種になったということです!
だから
テストの点数が悪くてもいい・・・
というのは
「本当に本当?」って聞いてあげるのがいいかなと
そして、そのとき「大人」の方は
「この子には可能性がある」って思って聞くことが大事です!
それを信じてあげることが何よりパワーになります!
「遅い」なんてことはないんだなって思いました。
今も「けいちん塾」では、子どもたちがめちゃくちゃすごいミラクルをおこしてくれています!
そしてめちゃくちゃうれしそうな「笑顔」を見せてくれます!
それを見る度に あーうれしいな 幸せだなって
思っています!

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