わたしがこれからたちあげる「あそびスクール」で一番やりたいこと
それは「遊びリーダープログラム」です。このプログラムでは、子どもたちが遊びイベントを企画し運営します。そのためにまず、自分が楽しんで遊んでみることから始めます。そして、それを広めるイベントを企画します。その際に、イベントを企画し、司会進行するために必要なことなどを話し合います。私は、このような能力が絶対に必要だと思っています。変化の激しい時代だからこそ、もっと人と話し合う機会が必要だと思うからです。
20年間教員をしていて、自分の小さい頃や担任したての頃と比べて、最近ではリーダーシップを発揮できる子が減ってきたと感じます。みんなおとなしくなり、言われたことはしっかりやりますが、自分から何かを企画して実行しようとする子が減っているように感じています。しかし、それはそのような機会自体が減っているからだと思います。
自分の小さい頃は、公園に行けば近所の子たちと自然に一緒に遊び、学校では「たてわり活動」「登校班」「学級お楽しみ会」などの時間が豊富にありました。でも、今はそれらが減っています。だから、子どもたちはそもそもイベントを企画したり、工夫して遊んだり、異年齢の子たちをリードする機会が少なくなっていると思います。しかし、子どもたちはイベントを企画したり工夫して遊ぶこと自体は好きです。実際にそういう機会をつくると、本当に楽しんでいる姿が見られました。
私が小学校教員のとき、研究課という部署に所属し、3年間子どもたちの「社会性」や「主体性」を育む研究をしていました。学級活動や総合的な学習の時間を使って、子どもたちがイベントを開催する活動を取り入れていました。いろいろな地域の学校に研究校になってもらい、その変容を見ていきました。どの学校でも、子どもたちは「遊び」を企画する場で本当に主体的に動いていました。もちろん、それぞれの想いがあり、話し合いでぶつかる姿も見られましたが、それも含めて最終的には満面の笑顔で活動に取り組んでいました。
リーダーシップを発揮できる子が減ってきたのは、単に発揮できる機会が減っただけだと思います。だから、あえてその機会を作りたいと思い、この活動を始めました。もちろん学校でも大切だと思いますが、今は「キャリア教育」「プログラミング教育」「英語」などやることがどんどん増えていく中で、「たてわり」「学級活動」「町別活動」などの時間を確保するのは本当に至難の業だと思います。だからこそ、教員を辞めた私が、このような機会を外部の機関として作りたいと思っています。現在は少人数のZoomで行っていますが、将来的にはリアルで大きなイベントも子どもたちと一緒にやりたいと思っています。あえてここで断言して、自分にプレッシャーをかけます(笑)。
現在行っているZoomの「遊びリーダープログラム」では、5年生の男の子と6年生の男の子が参加してくれています。1人は福島県、1人は京都と、まったく環境の違う場所に住んでいる2人です。今日は3回目のZoomで、イベントの準備をします。2回目は、お互いの住んでいる場所について伝え合いました。これも子どもたちからのアイデアです。全国のいろいろな子どもたちと出会うことは、非常に刺激になるようです。「え?福島?」と驚く声もありました。お互いの住む場所の写真やビデオを撮って交流したところ、その違いに驚き合っていました。このような交流は、自分の土地を知り、愛着を持つためにも非常に重要だと思いました。2人の変化については、今後またお伝えします。今日の夜も楽しみです!

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